有井 1/32 オーナーズクラブ 64'グロリアスーパー6用のワイヤースポークホイール。

元のホイールとタイヤが、やはりこのシリーズの乗用車にはショボ過ぎるので、相当なインチアップと低偏平タイヤを3Dプリンタ出力しました。

このモデルはボディと内装以外を作り直してますが、とりあえずホイールの塗装まで済んだので。
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ここまで部屋の通常の照明。

さすがに1/32スケールなのでモッサリした部分は出てきますが、目視では一切気にならないレベルです。
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塗料はガイアのプレミアムミラークローム

渋味はコイツが断トツな気がしてます、てか他のこういうメッキ系統のまだ使ったことないですw

 

殆ど見えなくなるのですが、ブレーキディスクとかキャリパーとかも作ってます。
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ここまでやる必要性は、多分まったく無いです。

キャリパーはまだ未塗装です。

この他にもありとあらゆるパーツを、このモデルのために作っております。

 

1/32のスケールとしては余り存在してないのですが、この改造でステアリングを可動にしています。

自動車のモデルでステアリングを切れないのは残念です、だって、タイヤハウスはそのためのスペースがだいたいあるんだもの。

 

このホイールはハウジング側から2mmのビスで止まりますが、仮止めの時に色々と思い付いたり改善すべき部分が出て参りましたので、やってゆきたいと思います。
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辛うじてキャリパーが見える感じですねー。

まぁ、このぐらいが逆にリアリティありますかね。

ディスクとキャリパーだけだとこんな感じです。
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一応、ディスクはホイールと連動して回ります。クリアランスは適度にあるので、引っ掛からずに回ります。

 

明日キャリパー塗装しちまおう、タイヤも出力してしまおう。

音楽的な事柄。

私、個人的な音楽製作としてここ数年間は打ち込みのフワッとした音楽を作り続けています。

コードの羅列を打ち込みまして、それを様々なVSTiに差し替えてミックスダウンするという品物で、基本的にはコードだけです。

メロディを導入しない理由は、メロディがあると音楽的なテーマが明確になり過ぎる、というのを回避するためです。

メロディに相当するものは、恐らく聴き手の中で生成されてゆき、私の作った音楽が聴き手によって個性を構築するという、そういう目的の音楽です。

目的のある音楽ってのは、音楽的な面では殆んどの場合作り手の表現手段の一部であり、音楽が作り手の所有物となるのですが、私が今取り組んでいるものは基本的に私の提示しているものは骨子であり、その骨子に対して構築するのは聴き手、という音楽です。

音楽的な意思は、基本的に私は放棄しています。

当然ながら、その受け方により、この私の一連の音楽は変化します。

というやつを、数年間やってます。

メロディを決めるやり方は、どうやら私の音楽の作り方としては直接的過ぎるようなんです。

あと、メロディの構築は結構もう新しくならない。

だからメロディの無いものを作るほうが結論は増える。

私の音楽の行方は、私が決められないってのは、もう20年ぐらい感じてる事です。

構築を綿密にしても、その構築の意図がどのように解釈されるのか、というのをこちらから提示するのは、聴き手に対してはフェアではない、と考えるやり方です。

もちろん、メロディがあっても無くても、その意図を提示していなければ、聴き手によってその解釈は構築されるのですが、メロディが無ければ更に聴き手によって構築できる解釈は多様性を湛えるであろうと思うのです。

 

 

 

そうなんです。

勤務先の捻れ。

私、今の勤務先には確か7年目だと思うのですが、最近めっきり職場の状況に生じてる綻びが酷くなってきてます。

仕事の本体は、正直そんなに変化無いし平和と言えるのですが、感情面の不均衡が色々と細かい亀裂を生じさせていて、数年前までは確かにあった一蓮托生のような空気感を感じるのがとても難しくなっています。

仕事の大半は、例えば仕事の本体の内容が大変で、それで疲れるとかキツイとか、そういうのが割と健全なストレスだと私は思ってますが、仕事の本体ではない部分の、鬱積した感情面の不均衡がもたらすストレスは、実に不健全であり尚且つ不愉快です。

私自信は、問題があった時になるべく早く解決出来るような方向性で動きたい人です。

それは、職場の空気を、なるべく健全な状態に近付けて保つほうが結果的には仕事のモチベーションや円滑な業務の状態に持ち込みやすいと考えるからです。

当然ですが、自分に非があった場合、余程シビアな場合を除いて、その事実を認識して開示して謝罪して和解するのが道理です。

ですが、それも結局は謝罪を受ける側の態度で変化しますし、意味を成すか否かというのも、言い方を少しキツくするのであれば、謝られる側の態度によっては台無しになります。

何か問題があった時、解決に導く行為には必ず双方の理解と譲歩が必須です。

謝罪そのものを拒否してしまえば、それはつまり相手の真摯なる行動を無にする事になり、結果的にそれは拒否した側が謝罪をしなければならない状況を作ります。

人間が何らかの誤りをするのは、よくある事です。

それでもそれを認めない、許さないのであれば、それは赦されざる大罪です。

寛容さとは、人間性の賜物です。

寛容性から逸脱して和解を遠ざけるのは、行為としては元の誤りを超越する誤りです。

その誤りを許すのに必要な寛容さは、最初に必要な寛容さの物量とは比にならない莫大な物量です。

そして、もう1つ。

私の職場には結構なレベルの理想論展開主義者が居ます。

この人の内側には理想論が現実より先にあり、その理想論が絶対的に存在しているため、現実的な問題があった時に解決が困難になりがちなのです。

この人の概念には『オールハッピー』というものがあります。

『オールハッピー』とはそもそも、血の滲むような、内蔵を抉るような、脳を焼くような、肉体を切り裂くような、そのような情熱と努力が必要であり、そもそも理想論的な『オールハッピー』は、現実的には非現実的です。

理想論的な『オールハッピー』は、秩序の樹立と真逆の考え方であり、究極的な『無関心』とも言えます。

つまり、『オールハッピー』を概念にしてるこの人は、職場に対して『無関心』を展開している訳です。

そして、この人は立場的にそこそこ上です。

実質的には職場の現状として相談を受ける立場であり、解決のために尽力する立場ですが、『オールハッピー』の概念によりそれは無下にされており、結果的に自分で『オールハッピー』を破壊してますが、本人にはその自覚が無く、職場の機能としてその部分が破綻しています。

少し前まではバランスの取れた人物が居たのですが、今はもう居ないため、事実上破綻している状態です。

私はそもそも今の仕事そのものに対しては既に概ねの興味を失っています。

当然、今の仕事より0.1ポイントでも上回る仕事があれば、次の瞬間から転職する事を躊躇わない領域に居ます。

だがしかし、今のところその0.1ポイントは、現場の心ある人々によって退けられています。

今までしてきた色んな仕事の、その人間性の中でも、比較的優れた職場なのです。

だからこそ、今この職場にある問題点は非常にもったいないと感じます。

前の職場には、そもそも何の利得も無かったし、人間性の点でもそれを有すると感じられたのは3名っていう職場でしたから、極めて劣悪だったと思います。

でも、前の職場に於いて問題点は殆んど全てだったのに対して、今の職場の問題点は、ごく少数の、限られた人間の、極めて些細な、クズのような、そういうバカバカしい部分が作り上げているものです。

殆んどの人はリスペクトしてますし、されてると感じることも可能です。

故に全く、馬鹿げているし、残念です。

こういった問題点が、解決される方法を探ってますが、余り無いので私は困ってます。

 

どんよりしてます。

1/24 スポークホイールとディスクブレーキ。

とある依頼の一環で、1/24のホイールとディスクブレーキを3Dプリンタ出力して塗装しました。
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5スポークのアルミホイールをガンメタル塗装したものイメージしました。

キャリパーはゴールド、ブレーキディスクはシルバーとガンメタルの混色です。f:id:outjustice:20220201011137j:image
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ディスクとキャリパーを別パーツとしており、ディスクはボール盤をうまく利用して削り、ディスク独特の模様を再現しております。

また、ディスクとキャリパーのクリアランスを微妙に取る事でスケール感とリアリティを表現しています。

このアイデアはうまくいったなと感じてます。

今回のホイールは回転しない仕様ですが、別件で回転するものもプランしています。

 

結構うまくいったなと。

1/144 情景シリーズ、テーブルと椅子。

最終的な巨大ジオラマのための情景パーツとして、テーブルと椅子を3Dプリンタにて作成しました。
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サポート切りっぱなしです。


どちらも特に資料を調べた訳ではなく、割と普通のテーブルと椅子を造りました。

 

ここのディテールは結果的に然程大きな影響を及ぼさないと考え、これぐらいで終わりにします。

 

他にも色々と情景シリーズは作成予定です。

1/144 大滝 ドルニエ Do-X エンジンフロントグリル部分。

先日とてもお得に入手した、大滝のビンテージキットですが、説明書も案外丁寧な記述で解りにくさを半減してくれてます。

が、このキットのエンジン部分のフロントグリルの部品は、とてもじゃないけど残念です。

そこで、このパーツを3Dプリンタで出力しました。

色々試行錯誤した結果、精細な部分はとことん精細にしたほうが良く出るという結果になりました。

左がオリジナル、右がプリンタ出力です。
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実物の写真資料を見る限り、このフロントグリルの造形は本物でも結構細かいのですが、オリジナルパーツは、まぁ当然ですが相当に省略してあります、スケールも1/144だし当然っちゃ当然ですが、最終的なディテールに対しては不足過ぎます。

最後にプロペラを付けた段階でも奥行きと精細さを出すため、このグリルの太さと幅については相当色々やったのですが、強度に対する不安もあって最初のものは板パーツで出力したのですが、奥行きの途中で埋まってしまいました。

どれだけ薄くしても、厚みと深さの比率が1:1を越えると一気に狭くなりました。

そこで思いきって大部分を細かく薄くしてみました。


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これはサポート除去前。

グリルの構成物は直径0.15mmの丸棒で作り、間隔は0.4mmです。

縦より横の方が若干太りますが、許容範囲内です、肉眼だとそんな気にならないです。

最初のはもっと補強が入ってましたが、現段階のプランでは必要性が無いため、とことん薄く細くしました。


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エンジン6機分並べました。

ちなみに中央の穴の周りの小さい穴については妄想造形です。

多分プロペラ付けたら見えません。

 

ここまでやってしまうと、エンジンの造形もある程度やる必要性が出てきます。

 

どうなりますやら。

1/72 ハセガワFOXBAT用のエンジンノズルとアフターバーナー部分新調。

あの後更に3回作成したハセガワFOXBATのエンジンノズルとアフターバーナーですが、一体成型の弱点とも言えるエラーがあったため、4分割で作成する事にしました。

 

まずは1つ前の一体成型。
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一体成型でも一見そこそこの結果がありましたが、やはり内側の造形で極端に隙間の無い部分は造形時点で埋まる部分がでてしまうのと、サポート材を増やしたために造形が曖昧になる部分がありました。
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これでは全く使い物にならないのと、やはり内側の塗装が単調になってしまいますので、4分割で造ったものがこちら。
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左から、一番底のアフターバーナー部分、一番内側の層、真ん中、ノズル部分と本体ボディ。


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アフターバーナー部分はゴールドを基調に様々なメタリックと煤の付加を。一番内側の層はタミヤさんのウェザリングマスターで青焼けを施して更に一番奥のあたりに煤を表現してます。


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真ん中の層は控えめに煤と、赤焼けを表現、ここが一番明るいシルバー風味、ノズルと本体ボディの、ノズル部分はガンメタル。

内側の一番外縁部分に煤を、ノズルの外側にガンメタルのウェザリングマスターで金属感を更に上げております。

 

これを組み立てて行くと、こんな感じ。
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真上から。
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一体成型と比較。
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サポートの弊害で造形が崩れている前作が右、今回の4分割バージョンが左側。

 

今回の分は4分割したためそれぞれの重量が無いので、とにかくサポート材は積極的に減らしました。

 

サポート材と造形角度のバランスが、ようやくチョッとだけ見えてきました。