ペンライト


スカイさん発注のペンライトのパーツの調達がほぼ完了しました。

あとは、僅かです。


物を作るとよーく判りますね、大量生産が安い理由w

まあ、受注生産な工房も良いかもしれないけど、いちいち大変ですもんねw




構造面では、スイッチについては過去に探したどのスイッチよりも優れたスイッチを発見しましたので、それを使います。

リアランス考えてなかったから、基板のデザイン変更ありましたw


基板といえば、やっぱり光度重視ということもあったので、点滅回路は排除しました。

電池の持ち時間が格段に下がりますが、仕様起因ですのでご勘弁下さいw



今回作るペンライトは、初期段階の設計から勘定すると『Ver.49』に相当します。

縁起悪いですねw



ですので、更にちょっと構造を変更して無理やり『Ver.50』にしましたw

迷信は信じないけど、納品先がアレなんで一応気をつけたんだw


発光の仕組みは『Ver.3』と同じく、色LEDと白LEDで色と光度を明るくするっていうやつです。

今回のが『Ver.3』と大きく違うのは、電源の構成と物理的な構造です。


そもそも、一番悩んだのは、電池のマウント方法とスイッチの取り付け方・仕組みでした。


『Ver.31』までは、TL499を使った昇圧回路が基本でしたが、『Ver.32』を境にマルチバイブレータ回路へと変貌し、スイッチも機械式から半導体式へと推移したという感じです。


どうしても機械式の弱さが、ペンライトという過酷な状況には向かないんじゃないかと思いましたし、グリップ部分のスリム化に際してやはり必要になるのがそのへんのサイズになってくるという判断もありました。




色の問題は、結局最後まで解決とはいかなかったんです。

だって、実際はやっぱりカラーフィルターの使用が好ましいんです。

とりあえず今回の『Ver.50』が具合よかったら、『Ver.51』以降のものはカラーフィルター仕様にします。

カラーフィルターにマルチバイブレーターと超高輝度白LEDの併用です。


電池交換の手間掛けの部分も解決できていません。


あと、今回はトータルコストの具合で採用しませんでしたが、発光部のアクリルパイプ部分に極細目のダイスを立てて外向きの光を拡散するという案は、『Ver.51』以降で確実に採用したいと思います。


結局、グリップ部分と発光部分とのジョイントを摩擦抵抗に頼っていてはなんにも解決にはなりませんし、スマートじゃないでしょw


あとは、電池交換が容易になれば、完璧です。





ものすごく細かい部分の話になると、素材そのものの見直しも必要になってくるでしょう、なんせ、アクリルは縦衝撃にめっきり弱いですから、落とすと割れる可能性が高いっていうデメリット要素があります。


特に、グリップ部分は外径をスリムにするためにわざと薄いものを採用しているので、破損の可能性はどこよりも高いと思います。


とりあえず。今回の仕様のレビューをもらって、今後の作成に役立てたいと思います。