ホイール自作の御考察。

元々のプランですと、アクリルパイプを軸に作成を進める予定でしたが、パイプカッターによるカットを精度良く出来ない点と、完成精度を上げ辛い点がネックとなり、素材の見直しが必要になりました。

次に使い易い素材はアルミパイプです。

アルミパイプはパイプカッターで切断し易く、短い素材も造り易いため、素材はアルミパイプとすることにしました。

基本的なリムの径は12mm、コアの芯径は2mmとしました。

治具もアルミで造ります。

ワイヤースポークホイールの場合、スポーク素材で手頃な物を探しましたが、リーズナブルで尚且つ強度と使い易さを兼ね備えた素材として、0.1mmのニクロム線を使うことにしました。

スケール的には1/32ですので、スポークの太さは3.2mmで些か細いのですが、塗装をする事で多少は太く見せることが可能かと考えております。

芯径が2mmの理由は、コアのパイプが0.5tの3mmパイプだからです。

ホイールの固定には2mmのネジを使います。

ワイヤースポークの受け及びガイドの素材として、0.5tの4mmパイプを使います。

コアを2mmネジで治具に固定した上でワイヤー張りの施工をします。

治具の素材はアルミですが、コア固定部分については鉄板を使うべきだと思っております。

リムの径は12mmですが、その内側には0.5tの10mmパイプが入ります。

現在手元にあるパイプは、12mmパイプとの間に僅かな隙間があります。

この隙間に対して0.1mmのニクロム線を仕込めるかどうか先程試しましたが、ニクロム線は切断しました。

注油しながらだとうまく入るかも知れません。

試す価値はありそうです。

構想としてはとても複雑ですが、ホイールを造れたら随分と先が見えやすくなり、タイヤの表現幅も広くなります。

そんなこんなのプランを進めながら、こっからはプリンススカイラインモノコック再現に向かいたいと思います。