自動車モデラーを目指しますその理由。
そもそもモデラーさんを目指そうとしたきっかけは、スターウォーズです。
私のフェイバリットムービーはスターウォーズです。
モーストではないんですが。
しかしながら私が好きなのはスターウォーズの物語であり、世界観であり、フォースです。
私がスターウォーズのビークルに魅せられたのは、ミレニアムファルコンの存在故です。
異様な程にメカメカしく、不安定で強くて不合理。
そして、極端にバッチイ。
このバッチイに関して、もう1つ興味のある分野がありまして、それが軍用の乗り物です。
特に大東亜戦争の頃の軍用乗り物は汚れやダメージがすごい。
綺麗すぎるとリアリズムを失う主義ってやつです。
で、それは、今私が目指そうとしている自動車モデラーさんの取り組みとしても強烈な主張です。
私は、自動車はある程度の汚れや破損がある、という領域から逸脱している状態のほうが好きです、何なら不動車は完全体みたいな感覚もあります。
何事もそうなのですが、新品よりも使用感のあるもののほうが物語を紡ぎやすいんです私は。
で、更にそれが不動となり放置された、そこに辿り着くまでの物語を想像したくなるんです。
エスロクの、なんで助手席側だけドアがチョイとだけ開いてるのか、とかね。
ボンネットの傷の理由とかね。
こいつが間もなく完成しますが、マフラーを落とそうかと考えてるんです今。
そんな中、次に取り組むプリンススカイラインは、フルモノコックの状態をなるべく再現したい。
ならどうすればよいかな、なんて事を考えてます今は。
そして、この先取り組むホンダのT&N360も、どんな風にしてやろうかと、そう考えるのです。
そして、そこには私がスターウォーズビークルモデラーを撤退しなきゃいけない理由があります。
それは、映画という正解があるという所です。
私の思うミレニアムファルコンの末路があり、私の見たいデススターもあり、スターデストロイヤーもあるのです。
しかしながら、映画のプロップという正解がある以上、そこから逸脱した創作はそれ自体がスピンオフ行為であり、私の求めるスターウォーズとは掛け離れてしまう、というのがあります。
私のやりたいモデリングに対して、スターウォーズモデリングはクリエイティブではないんです。
だがしかし、その再現するという行為もまた、楽しいんです。
だから、スターウォーズモデラーは、極めて趣味としてやろうかなって思いが今はあります。
しかし、自動車モデラーとしてもやはり正解は存在します、それは実車の造型です。
ただし、そこからのアレンジメントは遥かに自由でクリエイティブです。
てな訳ですが、この度新たにギャランGTOとスカイラインR33GTR、ダイハツCM10T、いすゞボンネットバスです。
ギャランGTOとR33GTRは同じストーリーで創作しようと思ってます。
そして、そのために必要なのがドライバーなのです。
ボンネットバスとCM10Tも、同じストーリーの予定です。
どうなるかな。