ネガティブに資本主義を捉えてみよう。
現場も無く、てか行けない状態で2か月ちょい過ごそうとしてますので、根本的な解消が全くされないっていう毎日を送ってます。
解消されないと、自分にとっての悪に対する思想が育ちます。
資本主義です。
ここのところ、てか働くようになってからずっと、私は真面目に資本主義をディスって生きてますが、資本主義の体制からは抜け出せないで生活してます。
国家が資本主義だからですね。
だが、やはり悪は悪です。
日本の資本主義が根本的に倒れてるのに正解みたいになってる理由をずっと考えています。
私はね、国家そのものが極めて健全であるならば、社会主義が一番優れてると思うんですよ。
国家が健全でない限り社会主義は成立しないし、資本主義でないと国家の不全部分や不健全を吸収できない。
要は、資本主義国家は全て国家そのものが不健全であるって事です。
何がどう不健全かと言うと、例えばどっかの政党やら政治家が公約を掲げて選挙に勝ったとする、
しかしまあ、公約なんてものは実現できるようなもんではない、つまりは選挙でウソをつくわけですね。
民主主義という響きに酔ってる国民は、ウソつきの政治家なんてやめさせちまえ!とか言って政権交代とかなる訳です。
ですが、ここでも選挙しないといけないんですよ。
民主主義だから。
で、選挙で勝つのは誰かっていうと、国民の耳に心地よい公約を掲げる人です、要はウソです。
これはもう無限ループ以外の何物でもない。
で、この諸悪の根源は何かっていうと、アホな国民ですね。
アホだから、とにかく長いもの、とにかく心地よいものに巻かれてないと恥ずかしいんです。
でも、こういうのって、ひっぺがしたら短くて不快なもんでしょう、当然『あ゛ー!!!』てなる。
もう答え出てますが、民主主義の上に資本主義を乗せるからムリなんですよ。
民主主義ってのは、分別のある、良識のある、倫理観のしっかりした人の集まった国家で成り立つんですよ。
日本人は、だまされやすく、流されやすく、集団が好きで、平和を好む人種になってしまいました。
これは教育の賜物です、みなさんは喜んでくださいね、考えなくて良いように育ててもらったんだから。
ではー、この教育の根幹はどこにあるかって、それは、米国です。
世界一の資本主義国家であり、国民を操るのが上手くて、そして世界最大のテロ国家です。
資本主義というのは、社会全体で利益を競って利潤を上げるような仕組みを言いますが、これ自体が大きな落とし穴で、それは、利益というのは垂れ流したくないものであるっていう所です。
利益を垂れ流さないような仕組みを作らないと、働いた人が働いてない人を養わないといけなくなるからね。
正味働いてなくても、そこにある利益を手放さないようにしないといけないんですよ。
てことは、思ったように利潤が上がらないのですよ、そして、そのような法律がしっかりと成立して機能してます。
日本が資本主義に基づく民主主義国家であるなんてのは妄想甚だです。
でも、それでも国民は呑気です、アホです。
日本という国は、国として成立させるだけの資金を、国として確保できない国です。
これはもう随分と昔からそうです。
ちっちゃくて資源が無い国ですから。
だから狙われたんですよ、この国の労働力をね。
私は比較的末端な仕事をずーーーっとやってます。
好んでやってる訳ではないけれど、稼ぐことに対する欲が湧かないってのは理由の一つです。
この国で稼ぐということの意味は、とにかくアホになることだと理解してます。
稼げば稼ぐほど、人はアホになります。
私は20代前半に資本主義にずっぽり呑み込まれて大変な目に遭いました。
要はアホだったのです。
私は、贅沢ってのが好きではありません。
普段の自分へのご褒美とか、ちょっとよく分からないんですよ。
日本の雇用システムの中では、どのように努力してもある一定の線以下の労働者は報われないようになってます。
その線ってのが、実は結構高い位置にあるんだと最近気づきました、これは最近です。
その線に気づいてから、自分に褒美などくれてるような呑気なことは言えない世の中だと、そう感じるようになりました。
民主主義の名のもとに、日々自分の首を絞めてるのが国民であり、労働者だってことです。
ほとんどの労働者が、飛躍的に稼いだぞ!と思える訳が無いんですよ。
努力10に対して増加する収入ってのは、0.1ぐらい。
1増やすのに100働かないといけない状態。
これは果たして資本主義の理念に沿う結果だろうかと。
明白な否だね。
身の丈に合った生活というのは、人それぞれだとは思うが、そもそも身の丈に合った生活をしようとしたら、ほとんどの人が今送ってる生活のレベルに対しては3ランクぐらいは下げないと生きてゆけないんじゃないのかな。
そうしないと、ただ働いてるだけになる。
ただ働いて、労働力を安売りして、国家を回すために必要な利息を国に差し出してるようなものです。
私はもうアホではないので、この国で沢山働こうとは思いません。
色々な控除を受けられるように生きないと、体も心も持ちません。
この2年、少しアホにならないといけなくなっています。
私は本当にイライラしてます、この状況には。
それでも我が家は比較的いろいろと控除されてるほうなんだよ。
仕組みとして使えるものは、使わないといけない。
そして何よりも、使えるぐらいの収入じゃないといけない。
国家を回すための利息に血を注ぐのなんて御免被りたい。
だってその血は、いずれ米国に滝のように流されるんだもの。
アホにも程があるこの日本だが、
それでも私は日本が好きだし、日本人が好きです。