外出先用スピーカーの自作について

新日本無線の2073DっていうパワーアンプICを使って、できるだけファットなスピーカーを作ろうと思っています。


できるだけシンプルに、と思っていましたが、音量調節の前で起こるインピーダンスのあれやこれやをどうにかしたかったっていうのと、2073DというICに対しては少し贅沢かも知れませんが、後々割と簡単に音色の変化を与えられるように、オペアンプを挟み込むことにしました。


オペアンプで反転帰還回路を2回振り回す回路の1段目で0〜5倍の増幅を掛けます。


電源のバイアスはオペアンプの非反転でボルテージフォロワして安定度を上げる贅沢な回路ですw


ここの部分は変化を求めてはいけない部分ですので、換装困難でも構わないフラットパッケージを使います。


電源は、DC12Vを3レギした外部電源(屋内用)と006P9V電池使用の内部電源(屋外用)を装備します。


また、全ての抵抗を酸金1Wとしました。


3レギの平滑コンは低ESRを使う予定。


最初にフルスペックで回路図してから重複部分やオーバースペックな部分を排除し、保険を掛けたい部分には部品を追加しました。


最終的な負荷であるスピーカーですが、現在手持ちの、というか予定しているスピーカの性能がよく判らないんで、もしかしたら負荷の変更はあるかも知れません。


こちらが、とりあえず自動配線された状態。


自動配線してから気付いたんだけど、バイアスの抵抗とIC周辺の抵抗のサイズが違いますw


とっても面倒な作業になるんで、今日は何もせずにとりあえず終わりますw


このスピーカアンプが成功したら、TA7230に着手したいと思います。


データシートによると、外付け部品が全てコンデンサのみなんで、まあテスト結果次第ですが、もしかしたら部屋のPAに使うかもねw