舞波鬱

時間だけ流れた感じがします。


誰も歳を取ってないんじゃないかって気もします。


ただ、誰も知らないうちに、時間だけ過ぎたっていう感じです。


朝起きて、部屋に舞波のタペがぶら下がってないのを感じて、


でも無いからどうしようもない、あの時代、人の言葉なんて無視して、作っておけば良かった。


あの時、デレシンのイベントのとき、もっとちゃんと何か言えばよかった。


唯々、あの時の舞波の言葉が深々と心にささったままになっている。


その言葉の意味を、ずいぶんと後になって気付いた自分が、余りにも愚かで殺したい。


その瞬間、Berryz工房に邁進するって決心したけど、その時は既に舞波は居なかった。


物凄く空虚な時間、物凄く楽しくない時間、その時間は確かにあったのに、


Berryz工房という存在は、私には無情と思える程に優しかった。


想像できないけど、ただ感じ取ることは出来る、


こんな未来は誰の理想でもなかった筈なのに、


たった数個の心の悪が呼び込んだ悲劇は、


ここで私の中心をいつでも常に撲殺しているのです。


この苦痛は、多分復讐でも癒えないんだろうから、


私に出来るのはただ、今もBerryz工房は8人だと感じ取ること。


居なくても、在りはする。