3Dプリンタごと。

ちまちまと3Dプリンタでちょこまかと小物を中心にせっせと出力しております。

昨年末から導入し、まぁ色々ありましたが、現時点ではとても良い買い物であったと感じてます。

一番変化したのは、以前は完全に否定しておりましたが、スクラッチの分野では一番優れた手法ではないけども、訳ワカメなレベルの細かい部品や、ある程度精度が必要なパーツ、複数個安定して必要なパーツに関しては、3Dプリンタで出力したほうが結果が良いって事です。

反面、塗装の下地処理や、スケールに対する段差処理など、手間については確実に増えるってのはあります。

 

ここ1週間ぐらい、うまく出力できる率が上がってます。

ここに至るまで約1500mlのUVレジンを浪費しましたが、結局大事なのは温度管理でした。

冬場に導入した結果、ここまで辿り着くのに約4ヵ月費やしたのですが、とにかくいかに冷え冷えにしないかってのが大事でした。

真夏は光硬化タイプの3Dプリンタにとっては良い季節って事ですね。

そして、その真夏あたりには水洗いレジンから足を洗って、IPA洗浄にシフトしようかと思ってます。

理由は、レジンの選択肢が幅広い、造形後のオブジェクトの安定性の面、そして透明レジンの質です。

現時点で水洗いレジンの硬度強度柔軟性については殆んど一択の状態であり、素材の選択肢と水洗いの容易さが天秤で釣り合わないぐらいまだまだな分野です。

色々やってみないと分からない事が多い分野ですが、私のような物作りヲタクには、これからの時代に於いて結構必須のアイテムになると、そう思いました、使ってみたからこそ、そう思いました。

さてと。