エフェクター電源ゴト


全く目に見えない部分にちょっとしたこだわりを導入して、更に基本的な基板パーツ部分を1枚で構成するような仕組みのプランになりましたので、平面面積がどのくらいになるかおおよそのサイズが出ましたが、正面から見て横幅180mm、奥行140mm、高さ140mmくらいになります。




この電源の目的は、各エフェクターに必要な電力を必要なだけ与えるために、色んなコンパクトエフェクターの消費電力を調べてだいたいこんだけあれば大丈夫でしょう、というくらいの出力を1出力あたりで作る、1エフェクターに1電源という本当に贅沢な電源で、基本的には2次側で同じ出力を2個取り出せるトランスを4つ使い、1個の3端子レギュレーターで1個の、比較的容量を制限した出力を取り出すもので、この箱の中には8回路のAC-DC-DC回路が入っており、それぞれの出力のプラス端子とマイナス端子の入れ替えをスイッチで1発で可能なスイッチも付けております。

更に、AC回路部分については積極的なノイズフィルター回路の導入でAC段階での電源ノイズを大幅にカットしており、DC出力段に於いてもかなり積極的な平滑回路を導入しております。




また、オプショナル回路となる可能性はありますが、電流を稼ぐ必要のあるコンパクトエフェクター用にプラグインという形式で電流ブースト端子も用意しようかどうか悩んでいます。



理想的には各々の出力に電流計を装備したいものですが、メーターのコストを考えるとどうも不必要に思えますw



まあ、ほとんど視覚効果的もんですから、利用する人の何らかのマニアック成分をくすぐるのには必要かも、とかw




とりあえず現段階で足元に置く電源としてはとってもヘビーな形状、実際の重量、共に伴う、一見『何コレ?w』と思わせる電源であるのは確かですw



ニキシー管装備の電源装置(使用中か否かを0と1で表示するとかいう狂い気味の表示させたいのw)というのが、まあ今のところ目指しているところではありますがw



どこまでもハイテクな時代に、どこまでもローテクな部分を掘り下げまくっているBMKです。



もしかしたら、このハイテクの時代だからこそ、ローテクなテクノロジー部分を掘り下げてゆく事こそ、実際のところテクノロジーなのかも知れません。



小型化で失われた部分を、大型化に近いカタチでこの世の中に提示すれば、見るからに判り易い故に中身に興味を持つ人も出てくるんじゃないでしょうかねw



まあでも世の中の便利部分って、誰かがとんでもなく面倒な作業とかとんでもなく面倒な構築をするから成立してるんであって、故に見過ごしがちなそういう部分を、世の中にブーストアップしてお伝えしたいなー、なんて最近はよく思いますw










明日からおおよそ48時間と少し、高山に住まいを持つ、思想気高くある筈の志士の処に参って、浮世の移り変わりや戯れについて語らおうかと思います。