座間レポ

今回のツアーは、個人的にはとっても楽しいです、そもそも私は自分が楽しいと感じる瞬間のリミットが娘。に対しては低いですから、セット云々でどうこうは余りなりませんでした。


まあ、ここ何年間かのツアーでは余り無かった中弛みな感じが初演で無かったかと言われると断言できないですが、物理的には攻撃的ではなくとも、実に攻撃的と言える内容だったんではないでしょうか。





セットについて触れるまでもなく、モーニング娘。モーニング娘。のパフォーマンスを繰り広げてくれたと思っています。


それは、愛ちゃんが成し遂げたい娘。の姿、『アットホーム』に準じたもので、ステージの上には5期から8期までの9人が立っているのに、期の隔たりの全く無いモーニング娘。が存在していて、今、このモーニング娘。って素敵だなぁ、と本当に思えるもので、全てのメンバーに対していとおしい気持ちが御座いました。


実際のところ、私って娘。コンに入ると差ほど新垣さんを凝視している訳ではないんです。


できるだけステージの上で起きてる素敵な状態全部を観たいから、後でガキヲタさんや他ヲタさんに『今日のガキさんのここがどーだったねー!』とか言われた時にようやく気付くということが結構あります。


そもそも箱ヲタ気質が今はステータスとなっている私ですから、Berryz工房のコンに入った後とか、余程マニアックなレベル以外のトコロの話なら、誰ヲタとでも話出来る自信があるくらい全てのメンバーを観ていますが、同じくらいのレベルで娘。の全てのメンバーを観れてたら自分的にはパーフェクトに近いものとなるんですが、まだまだ新垣さんを観る量が多いのかな、と思っていましたが、そうではなく、ただ娘。コンで流れる汗の量が語るとおり、動いてるせいで見えてないダケっていう気もします、最近はw


モーニング娘。Berryz工房って構造が全く違うユニットだし、情勢もフィードバックも歴史も何もかも食い違えるくらい異質のハコだとおもうんです。


それぞれのハコの最大の相違点は、空気だと思っています。


生粋のハコ系推しの人が苦手なのがBerryz工房で、生粋の規律系推しの人が苦手なのがモーニング娘。かな、とか言うこともできそうですが、私がBerryz工房について一番すきなのは、あの箱を支えている規律性で、その歴史の所以でああなったという経緯をよーくよく知っていれば愛せないものでもないんですが、歴史に乗っかってた人すら見えてなかった歴史なんで、残念としか言えないです。


それに対して娘。という箱の性質を考えたらどうだろう、この箱の持ってる苦労や壮絶さって、娘。ヲタが実際に見てきたものであり、公であったもので、そういう部分的な要素も一切さらけ出した状態だったから、娘。ヲタもさらけ出すんだろうな、と思います。


今回、娘。コンに入って最も楽しかったのは、『アンコール』と最後の横との繋がりです。


実際成立しなかったのって初演だけで、あとの3公演は見事に繋がりました、隣とはw


明らかに熱い人ではなかった分、繋がったこと、その後の笑顔、これやっぱり何とも言えない瞬間ですね。




曲については、やっぱり納得できん部分ってあるのかも知れないけど、その納得できんという自分って一体何様かなーと思ってしまうのです。


自分はモーニング娘。に命を救われたという人物ですから、そういう部分でも萎える要素があっては自分への過大な否定にもなってしまうので、凄い思考を働かせてもその要素だけは絶対に排除してしまわないと、私が消えても同じってコトになりますからねw


今回のセットで私が唯一どうにもならなかったのは恐らく某名義さんの某曲ぐらいでしょう。


それでも、某名義さんはステージで一生懸命で、それに応えるのが私たちの見せるべき姿なんです。


彼女たちはステージの上で輝く人々ですが、ステージから見れば、正しく我々は客席で輝く人々なんです。


パフォーマーというくくりで言うなら、彼女たちと我々に差は全く無いとも言えます。


こっちに手抜かりがあって、娘。達は満足だろうか?


んな訳ねえだろwwww


初演の愛ちゃんの涙、あの表情、あのステージのあったかい空気、全部素晴らしいパフォーマンスだった、なら、私たちが彼女たちに披露出来るのは、負けじと飛ばす汗や動きや声援やじっくり観るというパフォーマンスだと思うのです。


残念な表情は二度と出来ないです。








それを踏まえたうえで、今回の座間でのMVPを、『メロ長』に与えたいと思います。


多大なネタと楽しそうな汗に乾杯ってトコロですかねwww


以上、おし舞波