えりぽんのヘッドホンだよっ♪
えりぽんの凱旋公演に参加してきました。
公演内容とかの印象も早く上げたいのですが、昨日福岡のビックカメラにて試聴したパイオニアのHDJ-500というヘッドホンについてレビューしておきたいと思います。
このHPはえりぽんが使用していて割とえりぽんヲタでも使ってる方もいらっしゃる感じです。
忠誠心の証として私も使おうかとかも思ったのですが、一応音響関連の趣味をやってますので、客観的な感想を記録します。
まず、価格帯は\8,500〜\9,500ぐらい、定価的には10kクラスです。
価格帯なりの音、というのがトータルインプです。
低域の、特に25〜100Hzあたりに強さを感じます。
3〜4kHz、8〜10kHzあたりにも強さを感じます。
他のHPと差し替えてゲイン低下を感じるため、ピークを上げてるのではなく450〜800Hz、6kHzあたりを絞っているようです。
中低域のカーブは個性的な感じがしました。
ま、ドンシャリ上等な音ですw
音的には好きな方なのですが、残念なのは音場感と音像感が大幅に犠牲になっているトコロ。
特に中〜中高域はペッタンコ感が凄かったですね、空気感が余り無い。
私が敏感なだけかも知れませんが、この領域のペッタンコ感のせいで、ステレオイメージが大幅に崩れています。
広域の強さが多少近辺のゲインを持ち上げているので、そこの倍音前後が干渉して、位相に乱れがある感じがしました。
ただ、エイジングで持ち上がるであろう中域と、削れるであろう広域がうまくバランスすれば、大変聴きやすくはなるでしょう。
中域が弱いので、声や旋律域が埋もれます。
正直、えりぽんにはもっと中域の強いHPを使って貰いたいです。
素敵なのは、耳へのフィット感。
フワッとせず結構強めで、耳に載ってくれます。
長時間では痛くなるかも知れないけど、外の音は余り感じずに音楽に集中できます。
ま、周波数のカーブだのなんだのってのは、変更可能なものですからね。
オーテクの30kクラスのHPと比較すると誰でも分かるぐらいの音の差がありますが、高価格帯に無い『成長』を楽しめるのが10kクラスの醍醐味ですからね。
私は使わないと思いますが、カスタムして使ってえりぽんに報告するってのもアリな気がしてますw
公演の感想文は、今夜にでも書きます。
とにかく幸せでした☆