フォースの覚醒への分析結果・重要なやつ。



覚醒でコアとなるのは恐らくレイとベンの事でしょう。


まずはベンについて考えたいです。


あくまでも私がベンと呼ぶのには理由があります。


カイロ・レンという名前はファースト・オーダーの名前であり、私の解釈だとベンは結末を知っています。


ベンはハンに『スノークに利用されている、利用価値が無くなれば捨てられる』と言われたときに否定しませんでした。


つまり、利用されていて、その後捨てられることは承知しているってことです。



ベンが言っているヴェイダー卿のやり残した事とは一体何なのか。


レイがフォースファイトでベンに言った『ヴェイダーのように強くなれない』と言った言葉は強烈に引っかかります。


何故なら、ヴェイダー卿は全くもって強くなかったからです。


ヴェイダー卿の強さはシディアス卿の後ろ盾ありきのものであり、結局ヴェイダー卿はシディアス卿を超えるシスになれなかった。


ってか、シス風だっただけでした。


ルークがベンをパダワンとしていた時、ベンは既にヴェイダーの虜でした。


エンドアの戦いの後、フォースのバランスは崩れたと考えられます。


だとしたら、ヴェイダー卿のやり残した事とは、フォースにバランスをもたらす事ではないのでしょうかね。


アナキンを創ったのはプレイガス卿であり、プレイガス卿はシディアス卿に殺害され、シディアス卿はアナキンに滅ぼされた。


でも、これではフォースにバランスはもたらされなかった、という事。


あと、カイロ・レンの過去は結構色んな人が知ってました。


これは重要なことでしょう。


そして、カイロ・レンがハンとレイアの息子でルークの甥という事は、当然スカイウォーカーの血である訳です。


スカイウォーカー一族というのは、とにかく悲劇的です。


この負の要素は、果たしてライトサイドに近いと言えるでしょうか。


私は、アナキンがプレイガスの産物である以上、よりダークサイドに肉薄したフォースセンシティブの血筋であると考えるのがストレートなように感じます。


ルークは非常にまっすぐな存在として描かれましたが、ルークがまっすぐだったのは、アナキン=ヴェイダー卿という事実を知ってからだと思っています。


正義は必ずワンサイドではありませんから。


ベンの今後、私はやはり、スノークを滅ぼす存在になるんではないかと考えています。


ダークサイドへの滑落感がここまで無いダークサイダーはなかなか居ないですから。





レイ。


私はどうも恐ろしいです。


この人物に対して恐ろしい理由はたった一つ、


ライトセーバーのフォームです。


レイがベンと雪山で戦う時に繰り出したフォームは、シエンとアタルの混合のように見えます。


しかし、その中で一番引っかかったのは、セーバーを引いて突き刺すフォームです。


映画作品中でライトセーバーでこの技を繰り出した人物は、シディアス卿だけだったのです。


レイはアナキンのセーバーと同調して双方のフォースに触れながらベンと戦ったと私は考えます。


このセーバーから導き出したダークサイドの戦い方がシディアス卿のものだったとすれば、よほどダークサイドに肉薄してるのはベンではなくレイだと言えそうです。


ダークサイドはあくまでも後天的な要素です。


ポスターの暗示通りならば、このシナリオも見えてきますが、ショッキングですよね。


ベンは雪山でのセーバー戦のとき、レイが『覚醒』するのを待ちました。


どちらに覚醒しようとしているのか、見極めようとした気がします。




もう少し突っ込んだ解析が必要になってきました。