ホットイナ○マについて


こういう言い方をするとある方々は過激な反応するかもしれませんが、市販のホットイナズマは高価な割に効果が出ません。


要は、値段が高い故に出た効果を実感しても満足度が低いというコトです。


ホットイナ○マに順ずる製品やパーツは、基本構造が『コンデンサーチューニング』です。



とっても判りやすい説明をしようと努力しますw



自動車はガソリンで走っていると思っているでしょうが、ガソリンをただ流すだけでは一向に前に進みません。


車は、霧にしたガソリンに火をつけて爆発させて起こったパワーでくるくるとエンジンを回転させているのです。


では、一体何をどうやってガソリンに火をつけているのかというと、電気の火花を使っているのです。


つまり自動車とは、ガソリンが電気の火花の力を借りて動いているのです。


自動車にはバッテリーが積んでありますが、そのバッテリーは電池と同じで使っていると減ってゆき、最後には空っぽになってしまいます。


バッテリーが空っぽにならないように、自動車には発電機を積んであり、電機の火花の力を借りて動いているエンジンの力を借りて、また電気を作り、バッテリーに電気がずーっとあるようにしている訳です。


自動車が使う電気は、すんごくひらべったく説明すると、速度を上げると増えて、ブレーキを掛けると増えます。


エンジンの回転が増えると、使う電気も増える訳です。


でも、だからと言ってずーっと同じ量の電気がバッテリーや発電機から送られてくる訳では無いので、電気が足りなくなった時に爆発しようとしたガソリンは爆発し切れずに消えていってしまいます。


自動車が動く度に必要な電気の量が変わるので、止まったり進んだり、何かアクションをする度に燃費が悪くなります。


そこで、バッテリーのすぐ隣に、そういった足りない時のためのバッテリーがあったら、という発想が出来ました。


ここで出てくる便利なパーツが、『電解コンデンサー』です。


電解コンデンサーがどんな働きをするかと言うと、そんなに沢山の量じゃないけど電気を溜める能力があり、溜めた電機を瞬時に流し出すことが出来るので、例えば、自動車のように電気を使う量がしょっちゅう変わるような時でも、足りなくなったところに電気を送り出して、"補う"働きをします。


このパーツを考え出した人は、『これは商売になる』と思ったようで、中身を明かさずにカッコ良いケースを作って中に電解コンデンサーを入れて高く高く売り出しました。


ところが、世の中には、好奇心旺盛なアドベンチャーがぎょうさんおります。


そのアドベンチャーが高い高いこの品物をこじ開けたところ、見覚えのあるパーツが転がっているだけで、がっかりしちゃいました。


実際のところ、市販されているそういった商品の場合、10000円くらいのものでないとちゃんとした効果が出ないような設計になっているということですが、中身だけで計算したらざっと1000円行かないくらいの代物です。


結局、カッコ良いケースを販売しているダケみたいになってしまっています。


そこで、最近になって新しい動きが出てきました。


謳い文句が『電解コンデンサーの200倍〜1000倍』というもので、使っているパーツは電解コンデンサーではなく『電気2重層コンデンサー』というもので、実際にこのパーツ、容量は桁外れに多いのですが、車の電気を補うのに使えるようなものではありません。


まず、自動車はおおよそ12Vの電圧が必要な設計になっていますが、電解コンデンサーは25Vとか50Vとかの高い電圧に耐えられる(耐圧って言います)ようなものがありますが、電気2重層コンデンサーは、容量は多くても耐圧が2Vから5Vくらいのものが多く、このままでは12Vには到底及ばないです。


電解コンデンサーや電気2重層コンデンサーは、直列に繋いで耐圧を上げることが出来ます。


例えば、1個目のコンデンサーのマイナスと2個目のコンデンサーのプラスを繋いでやると、耐圧が5Vのものだと耐圧が10Vになります。


こうやって耐圧は上げられますが、直列に繋ぐと容量が半分になってしまいます。


また、電気が流れるのを防ぐ"抵抗"というモノも増えて、スピーディーに電気を送り出すことが出来なくなってしまいます。


そこに追い討ちを掛けるように、電気2重層コンデンサーの最大の欠点『高い温度に耐えられない』というのがあります。


この手のパーツは、自動車のエンジンルームに置くのが普通ですが、エンジンルームのような高い温度になるところには、電気2重層コンデンサーは全く不向きです。


また、直列にして使ったときに色々な不具合から自分で熱を出しちゃうこともあり、電気2重層コンデンサーを使った製品がとっても信頼性の乏しいものだ、と言わざるを得ない訳です。


理想的には、耐圧の高い電解コンデンサーを、バッテリーのプラス端子側から、容量の小さいものから順に容量の多いものへと増えるように『並列(1個目のプラスと2個目のプラスを、また同じくそれぞれのマイナスとマイナスを繋いで使う方法)』するのが一番理想的なワケです。


電解コンデンサーなら105℃という高音にも耐えられるものもありますし、1個の値段もとってもお安くなっています。


で、実際にどれくらいの効果が出るのかと言うと、ザックリ言うと、燃費がリッターあたり最低でも2〜4キロほど伸びます。


上手に乗れば、リッター6キロ以上に伸ばすことも出来ます。


さて、そう言った便利なものが一体どのくらいのコストで作れるか、というと、ケースがかっこよくなくても良くて、効果が出ればいいよ、と言うのであれば、おおよそ1000円の材料費で上等のものが作れる訳です。


ガソリンが高い、確かに高い。


でも、燃費はもっと改善できます。


そこで、ちょっと募ってみたいと思います。


一度に沢山作ったほうがコストは下げられるので、それ作ってクレというヲタとか知人が居ましたら、挙手してください。


遠征だの通勤だの旅行だの、家計だのなんだのと色々考える人にはもってこいのモノです。


ちなみに、ウチの車でだいたいリッター4キロ程燃費が良くなりました。


エンジン音もちょっと静かになりました。


ウチのは簡易も簡易なんで制作費はほぼゼロ円でしたw


ハジメちゃんの車にも今くっつけでますが、効果はあった様子です。



多分だけど、15人ほど募れたら立派なのが600円前後で作れそうです。






まあ、こことか見ない人も居るだろうから大して募れないかな、と思いますがwww