真っ向勝負


私は、車検制度に反対の意見を持つドライバーでした。


今はドライバーではありませんが、車検制度には依然反対です。


車検制度により、自動車の安全が保たれるという神話は、ほぼ寓話、リアル詐欺です。


自動車が安全かどうかは、持ち主が気にするコトであって、国の制度がしゃしゃり出て来るトコロではありませんし、そもそも車検の費用それ自体で修理費の一部になり得るものが、その費用故に修理出来ず、廃車という結果に至るなんて、エコロジーが聞いて呆れる。


日本という国家は、国民を喰って生きている、戦時のファシズムを抱えたままの労廃物にも劣るゲスですが、そんなゲスな仕組みに疑問や不満がありながらも、検挙や制裁を恐れてただ従う国民も国民であると私は思います。




不思議なコトですよ、車検とかいう仕組を法律で縛って、無車検の車を走らせているコトを犯罪と言い、検挙し、罰金を取る。


犯罪者になった人は罰金を払うが、留置所での生活はその金で賄われ、尚且つ職員の糧ともなる。


その前提で、よくもまあ自分勝手なことをやりますね、警察官ってのは。


怒鳴るわ、睨むわ、蔑むわ、最後には『二度と来るな』とか、無茶苦茶な態度ですね、金払ってる人に対して。




車検制度によって吸い取られた血税はどこに行ったのか、それはこの際触れないとしよう。


じゃあ、車検を受けた自動車に乗っている人はその見返りを受けますでしょうか?


車検を受けたからあと2年乗れる?


んなバカなねw


車検を受けた翌日にどっか壊れたら、車検の効果は1日ですよ。


数万払って1日乗って、廃車というケースが無いって言えるでしょうか?


車をいじってる人なら判るでしょう、車検の基準が全ての車に対してフラットに近いコトの矛盾と無理が判るでしょう。


車の故障は連鎖反応です。


車検で交換した部品の悪影響で、そこに関わる別の部品に負荷が掛かり、壊れる。


自動車の健康は、日々の気遣いで守られ、保たれるのであり、決して車検の日の検査で保たれるのではありません。


つまり、車検制度は、自動車を守るためにあるのではない、というのは明白です。


じゃあどうしてあんなバカバカしい高額のマネーを払うんでしょうか?


もっとバカバカしいのは『重量税』ですね。


過去に外国の国王で、髭に対して税金を課したマヌケが居ましたが、それより遥かにマヌケです。


自動車の重さに税金を掛ける?


考えたヤツは相当下劣です。


強制車検制度により、車に乗る人々から多額の疑似的税金を貪り、更にはガソリン税、高速道路の通行料金、、、下り坂での速度違反取締による罰金、警察官による盗撮や汚職、、、犯罪。。。




私はハッキリと言います。


国が設けた、自動車に関する資金調達制度に不満を持つ者を処罰する仕組は、非民主主義であり、日本は民主主義を掲げるには説得力が無い。


故に、現場で取締をする警察官諸君には同情はするが、もし、諸君が『日本国は民主主義である』と一言でも唱える限り、民主主義の観点からすると諸君の『原動』には矛盾が生ずるので、諸君には賛同出来ない。


『国家権力』という言葉があるが、日本はそれを全うしていながら民主主義を唱える、詐欺国家です。


私は日本の風土が大好きです。


故に、こんな理不尽な仕組みで国民の血肉を飲食する仕組みを許す訳には参りません。




車検制度はカスです。