1/24 スポークホイールとディスクブレーキ。

とある依頼の一環で、1/24のホイールとディスクブレーキを3Dプリンタ出力して塗装しました。
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5スポークのアルミホイールをガンメタル塗装したものイメージしました。

キャリパーはゴールド、ブレーキディスクはシルバーとガンメタルの混色です。f:id:outjustice:20220201011137j:image
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ディスクとキャリパーを別パーツとしており、ディスクはボール盤をうまく利用して削り、ディスク独特の模様を再現しております。

また、ディスクとキャリパーのクリアランスを微妙に取る事でスケール感とリアリティを表現しています。

このアイデアはうまくいったなと感じてます。

今回のホイールは回転しない仕様ですが、別件で回転するものもプランしています。

 

結構うまくいったなと。

1/144 情景シリーズ、テーブルと椅子。

最終的な巨大ジオラマのための情景パーツとして、テーブルと椅子を3Dプリンタにて作成しました。
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サポート切りっぱなしです。


どちらも特に資料を調べた訳ではなく、割と普通のテーブルと椅子を造りました。

 

ここのディテールは結果的に然程大きな影響を及ぼさないと考え、これぐらいで終わりにします。

 

他にも色々と情景シリーズは作成予定です。

1/144 大滝 ドルニエ Do-X エンジンフロントグリル部分。

先日とてもお得に入手した、大滝のビンテージキットですが、説明書も案外丁寧な記述で解りにくさを半減してくれてます。

が、このキットのエンジン部分のフロントグリルの部品は、とてもじゃないけど残念です。

そこで、このパーツを3Dプリンタで出力しました。

色々試行錯誤した結果、精細な部分はとことん精細にしたほうが良く出るという結果になりました。

左がオリジナル、右がプリンタ出力です。
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実物の写真資料を見る限り、このフロントグリルの造形は本物でも結構細かいのですが、オリジナルパーツは、まぁ当然ですが相当に省略してあります、スケールも1/144だし当然っちゃ当然ですが、最終的なディテールに対しては不足過ぎます。

最後にプロペラを付けた段階でも奥行きと精細さを出すため、このグリルの太さと幅については相当色々やったのですが、強度に対する不安もあって最初のものは板パーツで出力したのですが、奥行きの途中で埋まってしまいました。

どれだけ薄くしても、厚みと深さの比率が1:1を越えると一気に狭くなりました。

そこで思いきって大部分を細かく薄くしてみました。


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これはサポート除去前。

グリルの構成物は直径0.15mmの丸棒で作り、間隔は0.4mmです。

縦より横の方が若干太りますが、許容範囲内です、肉眼だとそんな気にならないです。

最初のはもっと補強が入ってましたが、現段階のプランでは必要性が無いため、とことん薄く細くしました。


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エンジン6機分並べました。

ちなみに中央の穴の周りの小さい穴については妄想造形です。

多分プロペラ付けたら見えません。

 

ここまでやってしまうと、エンジンの造形もある程度やる必要性が出てきます。

 

どうなりますやら。

1/72 ハセガワFOXBAT用のエンジンノズルとアフターバーナー部分新調。

あの後更に3回作成したハセガワFOXBATのエンジンノズルとアフターバーナーですが、一体成型の弱点とも言えるエラーがあったため、4分割で作成する事にしました。

 

まずは1つ前の一体成型。
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一体成型でも一見そこそこの結果がありましたが、やはり内側の造形で極端に隙間の無い部分は造形時点で埋まる部分がでてしまうのと、サポート材を増やしたために造形が曖昧になる部分がありました。
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これでは全く使い物にならないのと、やはり内側の塗装が単調になってしまいますので、4分割で造ったものがこちら。
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左から、一番底のアフターバーナー部分、一番内側の層、真ん中、ノズル部分と本体ボディ。


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アフターバーナー部分はゴールドを基調に様々なメタリックと煤の付加を。一番内側の層はタミヤさんのウェザリングマスターで青焼けを施して更に一番奥のあたりに煤を表現してます。


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真ん中の層は控えめに煤と、赤焼けを表現、ここが一番明るいシルバー風味、ノズルと本体ボディの、ノズル部分はガンメタル。

内側の一番外縁部分に煤を、ノズルの外側にガンメタルのウェザリングマスターで金属感を更に上げております。

 

これを組み立てて行くと、こんな感じ。
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真上から。
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一体成型と比較。
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サポートの弊害で造形が崩れている前作が右、今回の4分割バージョンが左側。

 

今回の分は4分割したためそれぞれの重量が無いので、とにかくサポート材は積極的に減らしました。

 

サポート材と造形角度のバランスが、ようやくチョッとだけ見えてきました。

有井さんのケンメリ。

だいぶ色々と迷走した挙げ句、ようやく完成しましたが、結果的にボディ塗装自体はムラがあるため失敗としました。


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4方向。

自然光とライト。

ボディカラーは、ガンメタルです。

結局ガンメタルにしてしまいました、色々試しましたが、このぐらいの渋味のある色合いが合います。

部品としてのライト部分は全てリフレクターの構造を持たせています。

マフラーのエンドは、この角度で出す以外の選択肢がなくなりまして、このようになっております。

マフラーの末端部分はアルミパイプをボール盤に掴ませて磨いたものです、実際の金属なんでリアル極まり御座いません。


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ラジエーターが見えます。

フロントグリルはステンレスメッシュ。

バンパーのライト関連のリフレクター構造が解りやすいアングルです。


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この角度ですとフロントライトのリフレクターの存在が解りやすいです。

あとやっぱりガイアノーツのプレミアムミラークロームの乗り方はアルミホイールとかの感じを出すために最善な気がします。


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車内インテリアは黒赤白で派手目に。

窓をスモークにしてますので、落ち着いた色味だと車内が解りづらくなりそうな不安から、このような派手な状態にしております。

一応ダッシュはカーボンデカールとクリア塗装の研磨でやってます。


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横から。

ド車高短。

模型スケールで地上高が約2mmなので、実寸で48mmぐらい、実用的には走行不可ですね。

ボディ塗装のムラが目立ちますが、これはガンメタルの塗装に対して吹いたクリアを焦った結果です。


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ミラーはハセガワさんのミラーなんとか。

こういう角度だと実車感ありますね。


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裏。

色々突っ込み可能な状態です。

 

有井さんのオーナーズクラブ1/24は、1/32に比べると大分と良いですが、基本的に古い金型、モーターライズドの痕跡もあるため、ディテールを出すためには相当な工夫と苦労が必要ですし、そもそもケンメリに関しては他のメーカーさんの選択肢がありますから、わざわざ有井さんのものを使ってやる必要性はありませんが、ベースモデルの入手のハードルが低いので、コテコテに改造しちゃうような用途であればアリかなと。

 

3Dプリンタの返品交換がありましたため、暫く棚上げ分のうち巣組に近いものから解決していってます。

次はアカデミーのfi156です。

1/72 ハセガワFOXBAT用のエンジンノズルとアフターバーナー部分。

セガワの1/72FOXBATのエンジンノズルは、どうやっても飛べない形をしていまして、とにかく平らなんです。

で、この作業を棚上げにしてた理由は、この辺りのパーツを3Dプリンタで作成する目論見が発生したからです。

ようやく完成しました。
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こちらのパーツは、訳あって透明樹脂で造形してます。

内側のディテールは、適当です。

らしく見える事が大事だと思ったので、半分ぐらいはインスピレーションです。

 

ガイアのマルチプライマー→サフ→黒で立ち上げまして、ゴールド→シルバー→ガンメタルで進めております。

しっかり塗装したんではなく、それぞれ痕跡が残るぐらいで圧高めで吹きました。

 

そして、透明樹脂で造形した理由は、エンジンの点火状態を再現したくなったため、そのためのパーツも同時に造形したかったからです。

その結果がこちら。
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めちゃくちゃ良くできてる。

ここまで雰囲気出るとは思ってませんでした。

ようやくこのパーツが出来たので、作成を再開したいと思います。

1/144 ドラム缶。

ジオラマの表現で必要を感じているアイテムのうち、モデリングが極端に楽なものを選んで造りました。
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めっちゃドラム缶。

高さおよそ6mm。

Bf109とトラックと並べると、まぁ感じ出ます。
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作業員要るな。