ラッカーのグレー作成。
とりあえずグレーを11種類作りました。
グレーと白を混ぜた明側と、グレーに白を混ぜた暗側の8種類と、グレーにアイボリーを混ぜたものをベースに赤黄青をちょびっと混ぜた3種類です。
面倒だったから筆で塗りましたw
特に濃い方のグレーは明暗の暗部の表現に役立つでしょうね。
スターウォーズ的なグレーは、グレー+アイボリー+イエローのやつが一番近いと感じますが、実際のスターウォーズのスターシップに使われてるグレーは殆ど白です。
なので、この調色を元に白い目と黒い目を作ってやれば、殆どのグレーは表現出来るんじゃないかと思っています。
なんせ、グレーで33色って事ですからね。
なんでグレーに拘るのかと言いますと、私の持論なんですが、特に飛行機のパネルってのは実は1枚ずつ造形のクオリティにムラがあると思ってるのです。
あと、天面と下面とでは明るさに違いが出るハズだし、塗装の退色も天面と下面とでは差が出るハズだから、実際はパネルの筋彫りをするよりパネル毎の調色でパネルラインは表現出来ると考えてるからです。
特にスケールが小さくなればなるほどにその効果は高まるハズです、どんなに筋彫りしてもオーバースケールになる理由はそこにあるんではないかと。
つまり、このグレーをベースに赤黄緑青を振れば、かなりな多色をコントロール出来るという理論です、これだけで132色って事ですからね。
車のモデルですと余りスケールが小さくないので、この理論は基本的に使えません。
スケールとしては恐らく1/72から向こうで有効な方法かなと。
とりあえず今回はこのグレーをベースに色々とやってみたいと思ってます。
あと、これは本当に色々とやってみて感じてる事ですけど、原液のラッカー塗料の最初の希釈と希釈のベースはツールウォッシュかプロユースシンナーがベストです。
てゆうか、メタリックマスターもブラシマスターも、希釈のベースとしては不向きですね。
出来上がった希釈塗料の乾燥時間のコントロールとして添加するのがメタリックマスターでありブラシマスターかなと。
そして、やはり油性塗料万歳ですね。
道具の手入れがとにかく楽です。
さて、順調に塗料を油性にシフトしていってますが、ここに来てやはり必要性を感じてるのは、きちんとした換気システムです。
たまんねぇ素敵な夢を見てしまいそうです。