アベノナントカ



今日は会社がボーナス日です。


私はこの会社で6年目ですが、ボーナスは貰ったことがありません。


時給も上がりません。


理由は簡単でして、私が非正規雇用だからですね。


正直、そこんところはまぁ余り何も感じてません。


休みたいときに休めない仕事などやってる意味がないという考えをしてますので、仕事は会社のためじゃなく、あくまでも自分のためにやるもんです、という考えをしてますので。


だから、そこらへんは一切どうでも宜しいです。


問題は、上の人が言う、ボーナスを貰える理由にあります。


彼曰く、『ボーナスは仕事を頑張った人が貰えるもの』らしいです。


彼は最近も言いました、『非正規は身勝手であてにならない、そんな奴のことまでかまってられない。』


まあ、それならそれで結構です。


だったら、こっちが身勝手であることに関して、それを理由に時給が上がらなかったり、ボーナス貰えないのだったら、そうじゃない非正規の人の時給が上がらないというのは、ちょっと矛盾するよね。


頑張ってて身勝手じゃない非正規が居る、また、そんな非正規がここで正規雇用して欲しいという魅力を感じないってのは、上の人が頑張ってないのが原因じゃないのかな?


社員さんより仕事出来てバリバリの人が、なんでここで正規になりたいと思わないのか、なんでそういう貴重な人材が辞めちゃうのか、それを考えないほうが、よっぽど身勝手だよね。


アベノナントカで経済効果が出ても、企業が非正規に紐を緩めるかどうかは結局、会社の質次第。


質の悪い会社が労働者をカレンダーの駒みたいに見てる以上、アベノナントカの効果も平等には現れないでしょうね。