ライブ。
先日、私のバンド鉄柱のギタリストとしてライブに出ました。
自分がライブに出ることに感しては余り興味が無いのですが、演奏自体は面白いです。
そして、オリジナルをするバンドが2つしか居ないという現実は悲しかったですね。
私の住む地域はとにかくバンドの意味合いがコピー志向強くて参ります。
対バンで曲被りの懸念をするという事態は、バカバカしいです。
あくまでコピー志向である以上、演者に求められるものは非常に低次元で構いません。
演奏の再現技術が高ければ高いほど、聴き手の頭の中では原曲が流れるだけになり、演者の存在意義は失われますし、演奏の再現技術が低くても、特に聴き手側は脳内で大部分を補完しますから、演奏に於ける個性面は相殺されがちです。
カバーの場合、原曲との差分を楽しむ面があるので、コピーより高い次元で演者は個性を提示出来ます。
更に、カバーで威力を発揮するために必要となるのはアレンジ能力です。
私の場合、オリジナル曲の演奏がメインとなる訳ですが、自身のオリジナル曲に対するアプローチの幅を広げる目的で個人的にコピーやカバーをする時間は多目に取っていますが、それを披露する事については意義を見出だせません。
あくまで自身のオリジナル曲に対するアプローチの幅を広げる、引き出しを増やす目的で行うコピー行為です。
永らく狭義的範囲でコピーをしてきたバンドがオリジナルを作ってもオリジナリティを出せない理由はそこにあります。
オリジナル曲に対するアプローチは、自身の引き出しと主張の融合です。
自身の主張が確かであろうと、引き出しが少ないのであれば手段は限られます。
そういう事です。
私がコピーバンドに対して盛り上れない理由は、オリジナリティを見出だせないからですね。
オリジナリティの主張があれば、それが即ち実力でしょう。
その面で言うなら、やはりああいうコピーバンドの対バンライブはつまらんものです。
私自身は、私のバンドの曲をライブでするってのがもう既に自分のバンドのコピーになるので、苦手な面があります。
再現性などよりも、より偶発的なものが好きです。
あくまでも、自分がバンドでライブをする場合のスタンスです。
楽しければ良いとは思わないのでね。
たーだー、今回も景色は楽しかったよ♪
週末の長野が楽しみです。
EIMの感想文は後日。