5月6日 SEXY 8 ビート SSA 千秋楽


色んな感情、思い出、仲間、曲、場面、言葉、涙、笑顔、

それがひとつの結果としてとてもいい状態で始まった千秋楽。

結果的にトレインは微妙でしたが、それ以上にこの公演は印象深かった。


スカイとの連番、まるで卒紺という空気を出さないように、前半は大いにはしゃぎました。

が、やっぱりセレモニーの流れあたりからは二人共に号泣、止められる状況とかは全く無かったし、会場が真っ白になって感無量だし、メンバーの挨拶だって、言葉であらわすと『よかった』としか表現できないくらいの、素晴らしい卒業セレモニーでした。



『吉澤さんが卒業したら、私の中のモーニング娘。が居なくなるんですよ』



この言葉は私を激しく突き刺しました。


恐らく、こんなことは夢にも思わなかったろうし、そりゃ悲しい出来事だと思う。


新垣さんがモーニング娘。の激しいファンだから、だからこそあのステージに立って、『吉澤さん、卒業おめでとう』って言うのがどんなに辛いか、光栄であっても、輝いていても、その瞬間がどれだけ辛くても、それを見送るのが新垣さんの務めであり、新垣さんの代表する特権でもある、そのことの故にこれからは憧れたモーニング娘。の姉貴として引っ張っていく。

人の勇気というのは、哀しみを含んでいて、その哀しみも含めて、吉澤さんを応援してゆく、というのが、これこそ新垣さんが新垣さんたる所以であり、その新垣さんを応援するのに理由もきっかけもこれ以上必要じゃないなって思いました。


新垣さんがステージであからさまに言ってしまったこと、モーニング娘。を応援すること、それがどれだけ光栄なことか、新垣さんが今まで抱いていた気持ちは、新垣さんや愛ちゃん、紺野さん、まこ、絵里、さゆ、れいな、小春、みっつぃ、そしてこれからも受け継がれてゆくモーニング娘。の血筋を応援する私たちにとって、身近でリアルな叫びでした。


新垣さんは、そんな素晴らしい決意に大きな決定打を与えてくれました。


昼公演で、吉澤さんは『戦い続ける』って言ってましたが、すごく的確な言葉だと思いました。

モーニング娘。はアイドル、でも、命懸けて戦ってるんだな、って思った。

吉澤さんらしい言葉でもあり、気付かせてくれた言葉でもあった。


こうして、素敵な卒業式は幕を閉じました。

この春、SSAで思いがけないほど沢山の涙を流しました。

そのすべてに『ありがとう』って言いたいです。