娘。大阪
梅田芸術劇場という会場は、色んなレベルでは本当に素敵なものだと思います。
駅からの近さ、コン明けの食事処の多さ、コンビニの多さ、イスの作り、会場の作り、どれを取っても便利と言えるものでしたが、モーニング娘。のライブのような、激しいライブをするのには全く向いていないってことが明らかになりました。
もう二度とこの会場でライブとかしないで下さい。
座り確定のコンとかパフォーマンスのものなら良いでしょうが、グルグルJUMPだのウィアラだの、ここいるだの、リゾナンだの、ジャンプしてなんぼ、騒いでなんぼの曲がセットに組まれていて、ツアー途中でさゆとかがMCで『みんな跳んでくれてて』と言う風に言ってくれてるその集大成として、ステージも客もジャンプに対するアプローチを抑えなければならないっていうのは、公演内容に全く副わないですし、たとえばこれが千秋楽でないならまだ何とかやりようはあったかも知れないけど、千秋楽で『ジャンピング行為を禁止致します』とか言われたらまるで、サッカーの試合でゴールは良いがシュートは禁止みたいな感じです。
30日の昼公演は、とってもやり切れない感じがしてしょうがなかった。
最大限のパフォーマンスをしようとする娘。に対して、こっちはなかなか応えられない、うまく伝えられない、全開で共鳴できない、誰が悪いってことでも無いから、誰かを責めることなんて出来ない、そもそも多分梅芸側もライブスタッフ側も全く想定していなかった振動があったのでしょう、でも、多分全ての人を抑えることなんて出来ないよね、
千秋楽でのあのパフォーマンス、愛ちゃんのあの煽り、あんな必死な表情、なんとか全開になってもらいたいというあんな素敵な表情があったのに、『いや、でもジャンプ禁止だからねぇー』なんて言えないよね、そんなの出来ないよね、
今回の会場側のスタッフの対応は本当に丁寧だったとは思うけど、そこに内包されてた『お願いですから跳ばないで下さい』みたいなのって、私たちには不必要だよ、平和は衝突ありきで生まれるものであって、探り合いで出来るもんではないです。
そういう意味では、今回の客席スタッフの対応はちょっとばかり中途半端であったと言えます。
『多分収まらないけど一応制止して』みたいな指令があったんだろうけど、ならあの見方ってどうなんだ?と思うよ、2階でずーっとウロウロしてたスタッフのあなた、まるで某アフォークですよね、手を出さないアフォークって感じでしたよ。
しかし、なんと言うか、私たちっていわゆるヲタでしょ、ステージに直接煽られたりしたときって、気付いたら跳んでるよねw
『自重しなきゃ』と思ってても、気付いたら精一杯ジャンプしてたよねw
『いや、ここはジャンプしなかったら負けだ!』とか『ガンガンジャンプしたらKYとかDQNだもんねー』とか、関係なくて、結局、ジャンプしちゃってるよねw
結局のところ、千秋楽パワーには誰も逆らいようがなかった、っていう感じかな、と今は思っています。
アンコールについてですが、Wアンコールで歌っても歌わなくても、それはどっちでも良いと思っています。
そりゃあ歌ってくれるんならそのほうが楽しいけど、Wアンコールで出てきたメンバーの一人一人の笑顔を見ていたら、あの笑顔というパフォーマンスで精一杯応えてくれる娘。のメンバーのあの時間こそ、やっぱりモーニング娘。と私たちの密接な関係であるかな、と思います。
30日昼の『雨の降らない〜』の私の涙は、悔し涙でしたが、20日夜の涙は嬉しい涙でした。
そのままMCへと繋がるあの流れ、一人一人の言葉と表情、涙が零れ落ちるのを止めようがなかった、特に新垣さんとジュンジュンと愛ちゃんのMCは余りにも心に響くものでありました。
愛ちゃんが、『紅白に出れないのが悔しい』って言ったこと、その後の決意、そういったものを聞いていると、モーニング娘。と娘。ヲタの結束で来年を乗り切ろうという感じがしてなりませんでした。
娘。は、めっちゃくちゃロックなユニットだな、と今本当に感じています。
コンのレポっぽくは無いんでしょうけど、やっぱりライブの感想ってそういうもんになるでしょう、私はモーニング娘。が大好きさw
それでいいじゃんかw